本物の聖女ではないと、聖女三日目にして王太子に国外追放を言い渡されたリリア・エスカーナ。本物の聖女として現れたのは、リリアの親友、シルカ・ロールだった。
何が起きたのか分からないまま国から追い出され、嘘つき聖女の烙印を押されたリリアに手を差し伸べたのは、ウィングをという不思議な力を持つ男だった。

──俺たちは、例え灰にまみれたドブネズミだって、才能さえありゃあすくい上げる。貧民街の生まれだろうが、罪人だろうが、ソイツが心から生きたいと望むなら、手を伸ばしてやる──


1追放された聖女 2差し出された手 3シーカー・サヴァート 4ボスと呼ばれる人 5無力な自分 6期限付きの住人 7大嫌いだと言えたなら 8忍び寄る足音 9聖女とウィング 10正体不明のざわめき 11知らなかったこと 12それでも、すべきこと 13少しだけ変わった関係 14危険なパーティー 15重みのない命 16力があったなら 17理由 18誰かを好きになるということ 19抗えない運命 20待ち望んだ再会
error: Content is protected !!