ピッコマノベルズ大賞通過作品【ピッコマノベルズ】で連載中
現代ダンジョン×最強主人公快進撃
かつて英雄だった少年が再び最強に
お嬢様×ハイスペックイケメン
すれ違う二人の切ない恋のお話
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こんにちは、塩羽間つづりです
今回はとーーーーってもおすすめのフリーゲームをご紹介しようと思います。
その名も、『私のリアルは充実しすぎている』
もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
フリゲ界では有名な作品だと思います!
こちらはフリーの乙女ゲームとして発表されました。もう5年以上前だったはずです。
私がプレイしたのもう少しあとなのですが、おもしろい作品を探していた中で、あらゆる方面から名前が挙がっていました。
おすすめする人たちが口をそろえていたのが、
『クオリティが高すぎる』
ということです。
私ははじめ、タイトルで微妙かな〜と思ってしまい、プレイを避けていました。(こら)
ですが、検索すればするほど、絶賛の嵐。
当時、おもしろい作品に飢えていた私は、「うーん、乙女ゲームか〜。おもしろいかな〜。タイトル好みじゃないんだよね〜うーん」と、あんまり期待せずにプレイしました。(あまりにひどい)
ですが、プレイしてすぐのめり込んでいきました。
ひとつ最初にいうのなら、このゲームは恋愛コメディゲームでした。笑
とにかくおもしろくて、不意に笑ってしまって、でもストーリーがしっかりしているのでたまに心えぐられて……どっぷりのめり込んで、ずっと思い出に残るようなすごいゲームなのです!
ではでは、さっそくこの作品でズドンっと落ちたポイントをご紹介します!
ネタバレはなるべくしないようにしますが、若干はあると思うのでご了承ください!
第一のズドンポイント
まず、プレイすると状況説明や世界観キャラ紹介といった感じでお話が進んでいきます。共通ルートですね。
そして、主人公、姉崎希美ちゃん(下の名前の変更可)が抱えているコンプレックス・秘密・問題などが示されます。
なにか意味ありげな言葉が表示された次の瞬間……
オープニングが流れます!!
正直、ここを見ただけで名作だと確信しました。
このわたじゅうは、オープニングの入り方があまりにも絶妙すぎて、ここで一気に心を持って行かれた方が多かったと思います。
意識しなくても、オープニングを見た瞬間にワクワクして、「プレイしよう!」と思った人はたくさんいたはずです。
この入り方・演出があまりにも秀逸すぎて、『冒頭がすべて』をよくあらわしているな〜と思いました。
ちょっと悩んでいる方は、このオープニングが流れるまでプレイしてみるのはいかがでしょうか?
きっと、オープニングが流れた瞬間にワクワクが止まらず、そのままプレイを続行すると思います。
第二のズドンポイント
コメディタッチなシナリオと、あまりにも天才すぎる立ち絵です。
正直、『わたじゅう』は主人公の立ち絵ありでプレイしてほしいです。
このお話はあまり自己投影に向いてはおらず、主人公が主人公としてキャラ立ちしている作品になります。
そして、この作品のおもしろさを助長する、主人公の立ち絵!
通常の乙女ゲームには使われないような奇跡の立ち絵が二枚あります。ぜひ、それを見て笑い転げてほしいです!
第三のズドンポイント
アニメと間違うほど細かく変化する立ち絵たち。
この作品が登場した時点では、Live2Dはまだ台頭していなかったと思います。
正直にいいますと、これは無料のクオリティではありません。
市販されているゲームや課金要素のあるソシャゲだって、ここまでシーンやお話に合わせた動きはしません。
それを実装するとなると、膨大な時間とお金がかかります。
それをフリゲで実装してしまうすごさが伝わるでしょうか……。
目だけ、眉だけ、口だけ……、画面に表示される台詞のなかでかなり細かく動き、表情が変化します。
台詞はないけど表情が変わるという演出が取られていたりするので、文字にされていなくても言葉を察することができます。
この設定をするのは相当大変だったと思います……。
『わたじゅう』がただシナリオを読み進めるゲームにならないのは、画面に表示されているキャラが常に細かく動いているからだと思います。
アニメを見ているのとほぼ同じような感覚ですね!
ぜひ、このすごさをプレイして実感してほしいです!
乙女ゲーマーだけではもったいない。おもしろさが詰まった作品
乙女ゲームという肩書きで避けている方がいたら非常にもったいないです。
それだけ、この作品は『おもしろい』が詰まっています。
シナリオ・恋愛・コメディ・立ち絵……全てがあわさった名作です。
飽きるポイントがまったくないのです。
小説・漫画・ゲーム・脚本……なんでもいいのですが、お話をつくっているかたはぜひ見て欲しいなぁと思います。
コメディとしても秀逸ですが、なによりも個人的にすごいな〜と思ったのが、「恋に落ちる理由」です。
たまに、なんでこの人と結ばれたのかわからない。なんで好きになったのかわからない。なんてことありませんか?
私も自作のお話を描いているときによく直面する問題です。
この二人でなければならない理由、を作るのがとても難しいのです。
それが、この作品ではとても丁寧に、そして納得できる形で描かれています。
攻略対象(恋愛相手)は三人(四人…)いるのですが、どのルートに進んでも納得できる&納得の理由が違うのは本当にすごいことだなと思います。
この点は創作している人なら共感できるポイントじゃないかなと思います。
日常シーンがおもしろい作品はおもしろい
これは個人的な持論のようなものなのですが、日常のなんでもないシーンがおもしろい作品は名作であることが多いです。
というのも、日常シーンが一番飽きやすいポイントだからです。
大きな事件もなく、台詞だけで惹きつけることができるのは、センスと技術です。
『わたじゅう』は日常のやりとりがとってもおもしろい作品です!
個人的には、なろう作品で私が一番好きな「謙虚、堅実をモットーに生きております!」に通ずるところがあるなぁという感じです。
私のリアルは充実しすぎているアプリ版リリース!
一番最初にもってくる話題かとは思いますが、ここまで読んでくださって期待値が高まっている方に朗報です!
これまで、わたじゅうはパソコンでしかプレイできませんでした。
しかし、このたび、アプリ版になって帰ってきたのです!
しかも、フルボイスです!
あまりお見かけしない声優さんが多かったですが、正直イメージ通りすぎてびっくりしました。
このクオリティを維持するサークルさんはボイスにも妥協しないのだと思いました。細部までこだわり、作品を大切にしているからこそ、これだけの名作を生み出せたんだと思います。
わたじゅう公式サイトもご紹介しておきますね!
ぜひ、プレイして楽しんでくださいませ!
それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございました!